休日分散化

知らなかった!全国を5ブロックに分けて休みをずらす休み方改革って?

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観光需要と休みの関係は大きい

旅行に行くのって年に1〜2回がほとんどで、その大半はGWだったりお盆休みとかの夏休みだったり、お正月休みだったりするのが普通。誰も有休を使うように会社が言ってくる語って、仕事の取引先に一言入れて、わざわざ休んむなんて人はそうそういない。日本全国、みんな一斉に休みが重なるから仕事の違う友達と一緒に遊んだり、家族でどこかに行ったりできるわけで…。その休みの経済循環の上でしかビジネスができない業界って何か知ってますか?そう『観光業』がまさにそのど真ん中だったりします!

黒字の日は100日/365日だけ

GWや夏休み、お正月の期間のホテル・旅館ってものすごく価格が高いじゃないですか。それは日本全国一斉に休みだから、普段より高くても売れてしまう。それは逆を言えば、その期間以外は高いと売れないし、旅行者だって多くないことを表しているわけで、ホテル・旅館にとっては非常にシビア。星野リゾートの星野社長が言うには「総じて言えば、国内のホテル・旅館の年間の100日が黒字で265日は赤字」とされるように、大型連休だけ価格帯を上げて、しかk裏仕事して、あとはお客様もあまり入らないからどうしてもサービス品質も落ちてしまう。これってあんまり良いことじゃない。

もっと経済需要を高めるには?

民主党政権下の頃、そんな観光業の現状を変えようと、日本全国を5ブロックに分けてGW期間を少しずつシフトしていくことで、一部では休みだけど他の地域は普通に働いている流れ「休日分散化」が声高に推進されつつありました。つまり、平日需要を喚起して経済循環をより良くするという取組みで、フランスとか先進国ではずっと前から実施されていたりするもの。いよいよ日本でも導入するのか?と当時、JTBグループにいた私は結構、ワクワクしていたものでした。もちろん、この施策は観光系絡みなので国交相・観光庁がバックアップしていたものでした。

■休日分散化について
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/404

休日をずらすことのメリット・デメリット

日本全国を5ブロックに分けて大型連休をずらして取得するこのアイデア。でも「同じ会社でブロックをまたいで生産ラインがある場合、取引先に迷惑がかかったりしないか?」「ブロックを超えた友達と休みが合わない」といった声が経団連や消費者からも言われるようになってしまい、ちゃんと考えればすごく大きな流れとして経済循環をよりよくするはずなのに、デメリットがどうしても目立ってしまった。

分散化のバリエーション

2010年に民主党が作成した案は↓のような感じでした。
・春と秋にそれぞれ土日を含めた5連休を創設
・北海道・東北・北関東」「南関東」「中部・北陸信越」「近畿」「中国・四国・九州・沖縄」の5地域に分ける
・連休の時期は地域ごとに1週間ずつずらす
・憲法記念日(5月3日)、みどりの日(同4日)、こどもの日(同5日)などの現行の6祝日は「記念日」として残すが、休日とはしない

分散化のメリット

・道路の渋滞が解消されやすい
・宿泊料金が適正化される

分散化のデメリット

・遠方の近親者・友人と休みが合わせにくくなる
・企業活動に影響が出やすい

もちろん、もし実施するなら消費者ニーズの実態や想定されるプラス・マイナス面のことなど、しっかり考えてやる必要があったけれど。どうしても行政の場合、実施することが目的になってしまうから、国民の意識とかけ離れた施策にならざるを得ない。

ここで、星野リゾート 星野代表のコメントもあえて書いておきましょう
https://www.travelvoice.jp/20141014-27776

→民間が主体となった休日分散化の取組みはコチラ

政権交代がもたらすもの

最終的にこのアイデアも自民党政権に変わってからは、陽の目を見ることもなくなってしまいました。行政任せでは、例えば観光業全体のマインドチェンジはできないし、行政をからませないと国民運動としての大きな流れは作りにくい。じゃあ、どうするか?民間でやっちゃえばいいんじゃないの?その休日分散化と言うものを。ということで、民間による休日分散化に繋がっていくのでした。民間による休日分散化?なんだそれ?というところからの紆余曲折を書きたいところだけど、、、

それはまた、次のお話。

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