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有休取得促進がグングン進む!休日マインドのメカニズム

消費者の休日に介在する休日マインドとは?

日ごろ何気なく過ごしている休日ですが、休みについて考えたことはありますか。1年前のGWはどんな休日だったかなぁ、先週の土曜日は何をしたっけ?など、振り返ることはあるけど休みの日数や社会に流れる空気感まで考え分析する方はあまり多くないのではないでしょうか。休日の種類と休日マインドの構成要素を見ることで、これまで気づかなかったマーケティングセグメントがあると分かります。

その構造は下記の通りです。

休日デザイン研究所調べ

休日の3分類

休日は下記に分類されます。

  • 文化・歴史に基づいた社会的に共通の休日マインドと行動をとる休みである”お盆休み(夏休み)・お正月休み”。
  • 主に購買や旅行などの消費行動を全面的に行ない行動する休みのGW
  • オン(仕事)とオフ(プライベート)を切替える中で個々の生活スタイルに基づく行動をとる日常の休日

個々の経験に基づく休日の目的の有無

次に各休日において達成したい目的の有無が存在します。目的の例をあげると、旅行に行く、買い物に行く、イベントに行く、遊園地に行く、友人と会う、食事する、家族で過ごすなど。

その目的は経験則に基づくため「〜かもしれない(推量)」「〜であるべき(断定)」「〜であってほしい(希望)」と分類されます。体験・行動に対する期待の予測で成り立つものです。例えば、行った経験のあるテーマパークに行く場合、これらの経験則により期待値と満足度が生まれ、その関係性から充実感に繋がって行きます。一方で、達成するべき目的がない休日・普段のルーティンの休日(昼まで寝て、掃除・洗濯をして買い物してという行動パターンが一定)についても経験に則ったり、そもそも満足を期待をしない休みであればこなすだけの休日(こなしの休日)になることもあります。

休日マインドの変化(期待値と満足度)

上述の内容を図で示すと下記のようになります。

休日デザイン研究所調べ

休日は期待値と満足度の関係性により構成され、「期待値<満足度」の状態で振幅のギャップ(図のオレンジ色の部分)が大きいほど「期待値以上に満足した」休日として感じやすくなります。

大型連休に3泊4日の旅行をする場合、その目的達成に対して旅行当日までモチベーションは上がって行き、休みに向けて仕事を終わらせようとする方は多いと思います。その旅行が期待以上に満足できると満足度も上がりしっかり楽しんだ、休んだ実感を得やすいものです。それが経験として記憶されることで同じ場所でも新たな目的達成も生まれて、またその旅行に行きたいと思うようになるサイクルです。

新卒採用時に知っておくと便利な休日マインド

これまでの休日マインドのメカニズムを踏まえて、あらためて新卒採用に話を戻してみます。

以前の記事で記載した通り、新入社員は学生時代の充実度と仕事の自立意識の高まり方、大型連休を経た後の休んだ実感の度合いと仕事へのモチベーションに大きな関係性があることが分かりました。

それに経験に則った期待値と満足度を踏まえると下記の図の通り、GW(大型連休)を経てES(従業員満足度)が向上することで、モチベーションや会社へのロイヤルティのサイクルが機能する構造になります。

休日の観点を深掘りすることで分かることは、

  1. 採用時/採用後の内定学生の入社後のパフォーマンスの予測と打ち手の明確化
  2. 休み方に起因する連休後の業務意識アップに向けた取組み方の策定(学生/従業員共通)
  3. 全社一律ではなく、従業員ごとの有休取得を通じた生産性のケアによるES効果

のように企業課題の解決に直結することでもあるため、働き方・休み方改革の取組みを制度設計面から考える際は、今一度、従業員の休み方を振り返ってみることの大切さを認識されることが重要です。

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